81年にバーミンガムで結成されたレゲエバンド。84年当時のリリース量も非常に少なかった激レア・アルバムです。今で言うニュールーツとは違った昔ながらのUKレゲエと言ったスタイルでは有りますが、同時代のグループとは明らかに違ったオリジナリティが有るスタイル。TRK5の"Get Up and Go"辺りが象徴する実験的な感覚が随所にさり気無く散らされた音、演奏。そして男性ヴォーカルと女性ヴォーカル共に巧く抑えが効きつつしっかりインパクトの有るスタイルも印象的。パンク・ニューウェイヴの時代にもてはやされたレゲエに興味の有る人はマストです。