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インド初のサウンド・システム、ベース・ファンデーション・ルーツ(Bass Foundation Roots) |
2017年8月21日 ソース: jamaica-gleaner.com 関連: その他の地域、サウンドシステム |
インド初のレゲエ・サウンドシステムの創設者、タルー・ダルミア(Taru Dalmia)はクロニックス(Chronixx)やカバカ・ピラミッド(Kabaka Pyramid)などのアーティストたちとの共演を夢見ている。
「我々はジャマイカとインド両方のアーティストのダブプレートを多く録っている。最近のリディムでも録ったりするが、どちらかと言えば黄金期の時代を感じさせないものがほとんどだ。チャンスがあれば是非、クロニックスとBFRのダブを録りたいよ」とダルミアは話す。 |
彼はまたサモリーI(Samory I)やカバカ・ピラミッドとのコラボレーションにも意欲的だ。
ダルミアはインドのニュー・デリーでベース・ファンデーション・ルーツ・サウンド・システム(Bass Foundation Roots Sound System)をスタートさせた。彼はまたデリーを拠点とするバンド、スカ・ヴェンジャーズ(Ska Vengers)のメンバーでもある。彼はサウンドシステム制作のためクラウドファンディングで2,500,000ジャマイカ・ドルを募ることに成功した。 BFRサウンド・システムはローリー‘ストーン・ラヴ’(Rory ‘Stone Love’)のプロジェクト、ブラック・ダブ(Black Dub)のファンだという。その思いが通じ、ローリーにジャマイカ滞在時に面会することが出来たという。 「3年前にジャマイカに行った時、幸運なことにローリーに招待され、彼の自宅に滞在することができたんだ。この経験でレゲエのシーンのユニークな内部を見ることができたよ。アーティストたちがコンスタントに出入りし、ブラック・ダブのレコーディング・セッションにも鉢合わせることが出来たんだ」と彼は話した。 この旅でBFRはVinyl Thursdayに出演を果たしたが、彼らには更なる情熱があった。 「残念ながらクラッシュを見ることができなかったんだ。表現方法の1つとしてサウンド・クラッシュは素晴らしいと思うし、いつか自分のサウンド・システムで参戦できればいいと思っているよ。また直ぐにでもジャマイカに戻りたい」とダルミアはグリーナー紙に話した。 ジャマイカは文化的に大きな力を持ち、「植民政策や抑圧された声を世界中に届けることができる音楽のスタイルを持つ唯一の植民地であり、大きな影響力がある」と彼は自身の考えを述べた。 「自分はそれがスカ、ダブ、ロックステディ、ルーツ、ダンスホールでも全てのジャマイカ・ミュージックをレゲエ・ミュージックだと思っているんだ」と彼はグリーナー紙に語り、「BFRサウンド・システムのセッションでは全てのジャンルをプレイしているよ」と続けた。 「自分のバンドであるスカ・ヴェンジャーズ、また自分のサウンドシステムも海外でのプレイ経験がある。でもインドの外に自分たちのスピーカーを持っていくのはとても大変なことなんだ。今のところ、インドでレゲエ・ミュージックをかけて、ここでポピュラーにすることに手一杯だよ」とダルミアは話す。 ダルミアはより「オリジナルのラバ・ダブをかけたい」と語った。彼70年代以降の作品と、90年代のダンスホールを最も好んで聴いているとグリーナー紙に語った。 「その当時、ジャマイカは制作のカッティング・エッジだった。世界はジャマイカのユニークなサウンドと革新的なプロダクション・テクニックに視線を注いでいた。正直言うと、今は何かが欠けていると自分は感じているんだ。でもジャマイカから新しいジェネレーションのリリシストが出てきてくれることにとても期待しているんだ」と彼は話した。 |
ソースURL: http://jamaica-gleaner.com/article/entertainment/20170818/dancehall-culture-takes-root-india |
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