mReggae.com: トゥーツ・ヒバート(Toots Hibbert)、ボブ・マーリー(Bob Marley)との思い出を語る

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トゥーツ・ヒバート(Toots Hibbert)、ボブ・マーリー(Bob Marley)との思い出を語る

2018年2月12日　ソース: jamaicaobserver.com
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トゥーツ・ヒバート(Toots Hibbert)は1960年代終わりにボブ・マーリー(Bob Marley)と交わした会話を今でも覚えているという。

その当時、バニー・ウェイラー(Bunny Wailer)とピーター・トッシュ(Peter Tosh)と共にウェイラーズ(Wailers)のメンバーだったマーリーはラスタファーライへの改宗を考えていたという。

「ウェイラーズとメイタルズ(Maytals)がCarib Theatre、The Ward Theatre、キングストンのショーに出演していた時期だった…当時は誰もトゥーツという名前を知っているものはいなかった。メイタルズがショーのトリを飾るときもあれば、ウェイラーズの時もあった。それに関して何も問題はなかった。嫉妬もなかった。我々は良い友人関係だった」と現在75歳のヒバートはジャマイカ・オブザーヴァー紙に語っている。

「その中でもボブと私は特に仲が良かった。ピーターやバニーと話すよりも彼と話をする時間の方が多かった。その時の会話から生まれたのが私の‘Marley’という曲だ。彼は私にドレッド・ロックスのラスタになると言った。私は笑いながら“セラシのような髪型のラスタになりたい”と言った。その言葉に彼も笑った。それが歌詞になった」と彼は語る。

今月D&F LLCレーベルからリリースが予定されている‘Marley’はトゥーツがセルフ・プロデュースした曲だ。

1960年代早期に結成されたメイタルズは60年代の暮れ、ウェイラーズと同時期にレゲエ界のスターになった。1970年代ヒバートとマーリーは共にクリス・ブラックウェル(Chris Blackwell)のアイランド・レコーズ(Island Records)と契約し、彼はマーリーとの交友関係を大いに楽しみ、頻繁に連絡を取り合った。

「1972年、私の‘Redemption Song’が1位になった。マーリーも同じ題名の曲を作ると言った。彼は似たようなリズムを使ったが、歌の内容は完全に異なるものだった。私は彼の‘Three Little Birds’という曲が好きだった。彼にカヴァーしたいと言ったこともあった。それが現実となり、彼の息子、ジギー(Ziggy)と出来ることになった。私のレーベルからリリースされるだろう」と彼は明かした。

2010年12月のRolling Stone紙でこの2人は100 Greatest Singers of All Timeに選出されている。ヒバートは71位に、マーリーは19位にランクインした。

マーリーは5月11日、36歳でがんの為他界した。現存していれば彼は今年73歳の誕生日を迎える予定だった。

マーリーの死はヒバートに大きな影響を与えたという。

「彼は本当にいい友人だった。我々はお互いの言葉で、お互いを鼓舞し合った。お互い1度も嫉妬したことはない。彼は全て冗談だと思って受け止めていた。今でも彼がこの世にいないことがショックで仕方ない。彼は素晴らしいシンガー・ソング・ライターであり、素晴らしいアーティストであり、ユニークな魂の持ち主であり、勤勉なラスタファリアンだった。彼はいい人間だった」とヒバートは語った。

↓Toots & The Maytalsのデジタル配信でのリリースは下記のリンクより↓
https://www.reggaerecord.com/download/jp/item_list.php?artist=Toots+%26+The+Maytals

ソースURL: http://www.jamaicaobserver.com/entertainment/toots-remembers-marley_124486?profile=1116


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