mReggae.com: 魂のシンガー、ジャッキー・オペル(Jackie Opel)

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魂のシンガー、ジャッキー・オペル(Jackie Opel)

2018年2月23日　ソース: jamaicaobserver.com
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1962年イギリスからの独立と共にジャマイカには東カリブ海出身のアーティストたちがジャマイカを目指した。代表的なアーティストとしてトリニダッド・アンド・トバゴ出身のギタリストのリン・テイト(Lynn Taitt)とシンガーのロード・クリエイター(Lord Creater)、バルバドス出身のシンガー、ジャッキー・オペル(Jackie Opel)が挙げられる。

1970年3月、32歳の若さで死去したオペルはカリブ人らしいカリブ人だった。彼はレコーディング・アーティストとして、またパフォーマーとして自身の母国、トリニダッド、ジャマイカで名を馳せた。

アメリカ人シンガーのジャッキー・ウィルソン(Jackie Wilson)やウィルソン・ピケット(Wilson Pickett)に引けを取らないソウルフルな声で彼はファンを獲得した。

スカタライツ(Skatalites)やプロデューサーのクレメント・ドッド(Crement Dodd)やバイロン・リー(Byron Lee)との活動を通し、彼はジャマイカで大きなインパクトを残した。

リーは‘Cry Me A River’をプロデュースし、オペルの真骨頂を生かした情熱的なバラードに仕上げた。スタジオ・ワン(Studio One)ではドリーン・シャファー(Doreen Shaffer)との‘Welcome You Back Home’やきわどい歌詞の‘Push Wood’、‘Mill Man’などのスカを残している。

極めつけはウェイラーズのピーター・トッシュ(Peter Tosh)とボブ・マーリー(Bob Marley)をバックにつけて歌っていたことだろう。オペルは最も素晴らしいシンガーだったともう1人のウェイラーズのメンバー、バニー(Bunny)は語る。

ジャッキー・オペル、本名ダルトン・シンクレア・ビショップ(Dalton Sinclair Bishop)が革新的だったのは声だけではない。彼はカリブ特有のサウンドをブレンドしたジャンル、“Spouge”を作り出し、世界的にその名を知らしめようとした。

このジャンルが録音されることはなく、オペルは48年前に交通事故によりバルバドスで命を落とした。

彼の功績はここ最近彼の祖国で評価されつつある。バルバドス政府は1998年にJackie Opel
Auditoriumを建設し、ソカ・シンガーのエドワード・イヤーウッド(Edward Yearwood)などのアーティストらによりオペルの音楽が新しい世代に紹介されている。イヤーウッドはSir Arthur Distinguish Lecureで‘Cry Me A River’と‘You’re No Good’を歌い、オペルへの敬意を示している。

ソースURL: http://www.jamaicaobserver.com/entertainment/jackie-opel-jackie-opel-barbados-soul-brother-barbados-soul-brother_125687?profile=1116


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