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フローガン(Flourgon)、人気アメリカ人ポップ・シンガーを訴える
2018年3月21日 ソース: jamaicaobserver.com
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ニューヨーク、マンハッタンのUS District Court、ダンスホール・アーティストのフローガン(Flourgon)は火曜日、アメリカ人ポップ・シンガーのマイリー・サイラス(Myley Cyrus)に対し、3億ドルの訴訟を起こした。フローガン、本名マイケル・メイ(Michael May)はサイラスの2013年のヒット曲、‘We Can’t Stop’が彼の1988年のヒット曲、‘We Run Things’に類似していると訴えている。

またフローガンはサイラスが著作権を侵害しているとクレームしている。

‘We Run Things’はヒュー‘レッドマン’ジェームス(Hugh ‘Redman’ James)がプロデュースし、ジャマイカとアメリカのエスニック系の市場においてチャートのトップに輝いた経歴もある曲だ。
フローガンはサイラスと、Sony Corpの傘下にある彼女の所属レーベル、RCAレコーズ(RCA Records)に対し、彼のマテリアルの無断使用、また“We run things. Things no run we”というフレーズを彼女は“We run things. Thing don’t run we”と変えて歌っていると非難している。

ジャマイカ・オブザーヴァー紙がフローガンにコメントを求めたところ、彼は「弁護士から何も話すなと言われている」と話したという。彼の弁護士の連絡先を尋ねたところ、彼は1時間後にかけ直すと言ったものの、結果彼の電話にかけなおしたところ、彼が電話に出ることはなかったという。

サイラスの‘We Can’t Stop’は2013年のアルバム、「Bangerz」に収録されている。この曲はアメリカ領ヴァージン・アイランドのアーティスト、ロック・シティ(Rock City)が書き下ろしたものであり、当初はポップ・シンガーのリアーナ(Rihanna)のために作られた曲だった。この曲は2013年8月のBillboard Hot 100で第2位まで上り詰めた。またこの曲はイギリスのポップ・チャートで第1位となり、600,000枚以上を売り上げ、同国でプラチナ認定された。更にアメリカにおいて主にストリーミングとデジタルの売り上げで500万回ダウンロードされた。

アメリカ人アーティストが1980年代のジャマイカ人アーティストのヒット曲をサンプリングすることは多い。

1983年にリリースされたボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ(Bob Marley & The Wailers)による‘Buffalo Soldier’はフージーズ(Fugees)の1996年のヒット曲、‘Ready Or Not’にサンプリングされている。またジュニア・リード(Junior Reid)の1989年の‘One Blood’は2006年のザ・ゲーム(The Game)のヒット曲、‘It’s Okay (One Blood)’に使用されている。

またバーリントン・リーヴィ(Barrington Levy)の1985年のヒット曲、‘Here I Come (Broader Than Broadway)’はラッパー、シャイン(Shyne)の2000年の楽曲‘Bad Boyz’にサンプリングされている。

↓デジタル配信でのリリースは下記のリンクより↓
https://www.reggaerecord.com/download/jp/item_list.php?artist=Flourgon



ソースURL: http://www.jamaicaobserver.com/entertainment/flourgon_127880?profile=1116

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