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コンシェンス(Konshens)、亡き兄弟への思いを歌にする… |
2018年5月23日 ソース: jamaica-star.com 関連: ジャマイカ、最新ダンスホール、アーティスト一般 |
ダンスホール・アーティストのコンシェンス(Konshens)は‘All The Days Of My Life’を通じて現在も彼の兄弟、デルス(Delus)の死に心を痛めていることを明かしている。
彼は現在もデルスの死因である自殺についても沈黙を続けているが、この曲で自身の心境について吐露している。 “なあ、どうしてそんなことしたんだ?思いとどまることはできなかったのか、思い描いていた未来に向かって歩んでいこうと話していた矢先に?長い間一生懸命やってきた努力が実を結んだとたんに…俺は時々兵隊やギャングのように強がってきた、俺はあなたにイライラする時もあったけど、あなたがやったことは許せない、でも本当は涙を流してばかりだ、それはあなたが恋しいから、出来るのであればもう1度一緒に歩んでいきたい” |
2016年6月22日、デルスは浴室で頭を撃ち抜かれ死去しているところを発見された。
セント・アンドリュー、ヘイヴンデイル、Riverside Driveを管轄するCorporate Communication Unit(CCU)はこのアーティストのアパートから銃声が聞こえたと通報を受けたという。 彼は死の数分前、自身で銃を頭に突きつけ、長年向き合ってきた持病について語ったビデオを撮影していたといわれている。 コンシェンスは口では兄弟の死については語ろうとしないが、歌にのせてデルスが彼のキャリアにどれだけの影響を与え、どのようにして人生を歩んできたかを表現している。 この曲の中でコンシェンスはデルスが苦しんだうつ病について見解を述べている。 “何度も襲い掛かってきた、何度も目の前にある銃を見つめた、鏡を覗くとそこには敵が見えた、コカインには手は出さなかったが、酒で気を紛らわす、うつでは自分は無意味な存在だ、みんな笑ってやり過ごすけれど、どれだけ大変なものなのかは分かっていない”と歌詞は続いている。 精神病医のJeffery Walcottによると、コンシェンスが自分の悲しみを歌にのせて表現しているが、これは多くの方法の1つだという。 「多くの人間は死に対する悲観的な時期があると考えているが、この悲しみのプロセスというものに制限はなく、様々な原因が影響してくる。クリエイティブ・アートにはその感情を表現し、終わらせる方法の1つだ」と彼は語っている。 コンシェンスとデルスはソジャー(Sojah)というデュオで2000年代前半にダンスホール・シーンに現れた。彼らの最初のヒットは2004年にキャッシュ・フロー(Cash Flow)からリリースされた‘Medz Pon Di Corner’だ。 その年彼らは日本へツアーしこの曲は人気を博した。彼らはまた「Sons Of Jah」というアルバムをリリースしている。 彼らはその後それぞれソロで活動を続けたが、‘She’s Happy’、‘So High’、‘Wake Up’、‘Call The Police’などの楽曲で共演している。 |
ソースURL: http://jamaica-star.com/article/entertainment/20180519/i-miss-you-konshens-grieves-brother-delus-new-song |
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