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ベンジー・マイヤーズ(Banjy Myaz)、初のキューバ訪問に期待
2018年10月17日 ソース: jamaicaobserver.com
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ジャマイカから飛行機で僅か1時間という距離ながらベンジー・マイヤーズ(Banjy Myaz)はキューバには1度も降り立ったことはないという。が、来年の2月、Dream Cruise: Merritone Memoriesのイベントにミュージシャンとして参加するため遂にこの地に足を踏み入れる。
2016年2月に他界した音楽研究家でありサウンドシステムの巨匠、ウィンストン‘メリトーン’ブレイク(Winston 'Merritone' Blake)の功績に敬意を表する5日間の船の旅をマイヤーズは心待ちにしている。シンガー、ベーシストとして、キューバとジャマイカの音楽のつながりについて知るいい機会だと彼は言う。

「アフロ・キューバン・サウンドはとても好きなサウンドさ。ハバナで行われる企画の1つであるワークショップでこのサウンドを体感できることを楽しみにしているよ。以前アフロ・アメリカン・ジャズを勉強していたんだ。加えてキューバの音楽の歴史もいつも知りたいと思っていた。キューバのミュージシャンの歴史や、彼らがスカが産声を上げた時どういった役割を果たしていたかなどをね」と彼はジャマイカ・オブザーヴァー紙に語っている。

スカを語る上で外すことのできないサックス奏者のトミー・マクック(Tommy McCook)とローランド・アルフォンソ(Roland Alphonso)、ギターリストのボビー・エイトキン(Bobby Aitkin)はキューバで生まれている。彼らはアフロ・キューバン・ミュージックに大きく影響を受けていたのはスカタライツ(Skatalites)の曲を聴けば明らかに分かる。

マイヤーズはノース・コーストのホテルでミュージシャンとして名を売った。ベース・プレイヤーとしてジミー・クリフ(Jimmy Cliff)のツアーに参加し、シズラ(Sizzla)、フレディ・マクレガー(Freddie McGregor)、パム・ホール(Pam Hall)などのアーティストのレコーディングに参加した。

ヴォーカリストとしては‘Love You Higher’や‘Long Story Short’でチャート入りするなどの成功を手にしている。このクルーズに参加するアーティストで確定しているのは現時点でマイヤーズただ1人だ。

Majesty Of The Seas号で行くこのクルーズはハバナ、フロリダ州のフォートロダーデールとキー・ウェストに止まることになっている。ハバナではジャマイカとキューバのミュージシャンたちによるジャム・セッションが行われる予定だ。



ソースURL: http://www.jamaicaobserver.com/entertainment/benjy-myaz_146541?profile=1116

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