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アディス・パブロ(Addis Pablo)、今は亡き父親との共演を果たす
2019年3月1日 ソース: 301-joweb.newscyclecloud.com
関連: ジャマイカ、コンシャス・ラガ、ミュージシャン、動画
新しい世代のダブ・アーティスト、アディス・パブロ(Addis Pablo)は、自身の最新のアルバム、「King Alpha And Queen Omega」について、彼の父親であるオーガスタス・パブロ(Augustus Pablo)と彼自身の世代の音楽が融合した作品になったと語っている。
「このアルバムでは主に父のレコーディングとミキシングを押し出している。もちろん自分の作品もだが。このアルバムは自分と父の作品の橋渡し的な意味があり、それこそが普通のコンビネーションと一線を画す点でもある」と現在29歳のパブロはジャマイカ・オブザーヴァー紙に語っている。

パブロと兄妹のアイリス(Iris)は彼らの父親の遺志を受け継いでいる。オーガスタス・パブロはジャマイカが誇るルーツ・レゲエ、ダブのプロデューサーの1人であり、メロディカとキーボード・プレイヤーとしても一流の腕を持っていた。

「King Alpha And Queen Omega」はアディス・パブロ・ミュージック(Addis Pablo Music)とロッカーズ・インターナショナル(Rockers International)の共同プロデュースにより制作された。2月1日にリリースされたこのアルバムには7曲が収録されている。

「このアルバムはReggae Monthが始まる2月1日にリリースされた。自分的にはこの上ないタイミングだった。このアルバムのタイトルはハイレ・セラシ(Haile Selassie)皇帝と我々ラスタファリアンたちはオメガ(Omega)と呼ぶ彼の妻から拝借した。我々が神として崇めているの皇帝に捧げた曲もいくつか収録されている」とパブロは語る。

このアルバムには彼の父親のマスター・テープからアール・シックスティーン(Earl 16)、ジュニア・デルゲイド(Junior Dalgado)、デルロイ・ウィリアムス(Delroy Williams)に加え、プロトジェイ(Protoje)、ジャー9(Jah 9)、クロニックス(Chronixx)、シズラ(Sizzla)などのルーツ・リヴァイバルを代表するアーティストをフィーチャーしている。

パブロは遂にこのアルバムがリリースに至った喜びを語っている。

「このアルバムに取り掛かったのは5年前だったが、自分の中で完成形は見えていた。しかし実際にリリースをして反応を見たいと思い始めたのはたった4、5ヶ月前だった」と彼は話す。

パブロはそれ以前、2013年に「Unfair Games」、2014年に「In My Father's House」、2015年に「A Double Dose Of Dub」、2016年に「Total Reggae Dub」をリリースしている。

父親の足跡をたどるようにアディス・パブロは17歳でメロディカを手にした。パブロは2019年にもアルバムのリリースを控えている。この作品にはオーガスタス・パブロを慕うアーティストたちをフィーチャーしているという。

オーガスタス・パブロ、本名ホレス・スワビー(Horace Swaby)は‘Java’などの楽曲でメロディカをレゲエ界に広めた人物だ。彼はダブ・アルバムの金字塔とされる1976年の「King Tubbys Meets Rockers Uptown」などのアルバムを発表している。

↓Addis Pabloのデジタル配信でのリリースは下記のリンクより↓
https://www.reggaerecord.com/download/jp/item_list.php?keyword=Addis+Pablo



ソースURL: http://301-joweb.newscyclecloud.com/splash/dubbing-with-dad-addis-goes-toe-to-toe-with-augustus-pablo_157719?profile=1116

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